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HoloLens 開発環境構築手順 (公式ドキュメント日本語訳: Install the tools)

この記事は、公式技術情報 Windows Holographic - Documentationの Install the tools の拙訳です。用語は、マイクロソフト | ランゲージ ポータル を利用しています。

(2016/11/09 更新)

ツール インストール

ホログラフィック アプリを含む Windows 用アプリを構築する際に必要なツールを用意しましょう。Hololens 専用の SDK はありません。ホログラフィック アプリ開発では、Visual Studio 2015 Update 3 with the Windows 10 SDK (version 1511 以降) を使用します。HoloLens をお持ちでない場合、HoloLens emulator をインストールしてホログラフィック アプリを構築することができます。あわせて、Unity ゲーム エンジンをインストールしておくことで、ホログラフィック アプリの作成を容易に進めることができます。

 

Installation checklist

Download and InstallNotes
Visual Studio 2015 Update 3 カスタム インストールを選択した場合、Universal Windows App Development Tools 配下の Tools (1.4) and Windows 10 SDK (10.0.10586) が選択されていることを確認して下さい。Community ディションを含む Visual Studio 2015 Update 3 のすべてのエディションがサポートされています。
HoloLens Emulator(build 10.0.14393.0)

このエミュレーターでは、HoloLens 無しで仮想マシンWindows Holographic のアプリを実行することができます。Build 10.0.14393.0 に HoloLens OS の最新のアップデートが含まれています。既に以前のエミュレーターをインストール済みの場合、このビルドは side-by-side でインストールされます。(side-by-side 実行は、アプリケーションまたはコンポーネントの複数のバージョンを同じコンピューターで実行する機能です) このパッケージは、Visual Studio 用の holographic DirectX プロジェクト テンプレートを含みます。注釈: エミューレーターのインストールが完了するためには、システムが Hyper-V をサポートしている必要があります。詳細については、下記のシステム要件セクションを参照してください。

Unity HoloLens Technical Preview

最新の確認済みリリース: 5.4.0f3 on August 5th, 2016

Unity エンジンは ホログラフィック アプリを構成する (get started building a holographic app) 簡単な方法です。Unity ウェブサイトでダウンロードできるカスタム バージョンの Unity Editor とランタイムを通して、Unity での HoloLens サポートは提供されています。Unity HoloLens Technical Preview は、Unity 5.4 builds をベースにしています。定期的な Unity builds のアップデートをご確認ください。

システム要件

Windows 10 SDK は Windows 10 オペレーション システムで最適に動作します。この SDK は、Windows 8.1, Windows 8, Windows 7, Windows Server 2012, Windows Server 2008 R2 において同様にサポートされます。補足: すべてのツールが古いオペレーション システムでサポートされるわけではありません。Visual Studio 2015 は別途ハードウェア要件 (ハードウェア要件) があります。

HoloLens エミュレーターは、Hyper-V をベースにしており、RemoteFx を ハードウェア あくせれーテッド グラフィックス (hardware accelarated graphics) のために使用します。PC が各機能のハードウェア要件を満たすことを確認ください。

 

現在の環境が上記要件を満たす場合、エミュレーターのインストールが正常に完了するために、コントロール パネル -> プログラム -> プログラムと機能 -> Windows の機能の有効化または無効化 -> "Hyper-V" が選択されていることで、"Hyper-V" 機能がシステム上有効になっていることを確認します。

トラブルシューティング

エミュレーター インストール時に、"Visual Studio 2015 Update 1 and UWP tools version 1.2" が必要というエラーが表示される場合があります。このエラーの発生原因は下記 2 つの可能性があります:

  1. Visual Studio 2015 Update 1 以降でない。 上記手順に従い最新バージョンである Visual Studio 2015 Update 3 をインストールしてください。
  2. You have Visual Studio 2015 Update 1 以降であるが、ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) ツールがインストールされていない。これは、Visual Studio のオプション機能です。"プログラムと機能" で、Visual Studio のインストール状態を変更し、この機能を追加することができます。

PRO、Enterprise または Education SKU ではない WIndows の場合、または、Hyper-V 機能が無効でである場合、エミュレーター インストール時にエラーが発生する場合がります。

  1. 上記 'システム要件' をご覧いただき、全ての要件を満たしてください。
  2. Hyper-V 機能が有効に設定されていることを各二人してください。

参考情報

 
下記の記事では、上記ドキュメントを参考に実際の作業過程を記録していますので、併せてご参照ください。

hololensdev.hatenablog.com